こんにちは。川西出張カット訪問理美容ゆーずの海口です。
発達障害や自閉症のお子様は散髪が大嫌いなケースがとても多いです。
大嫌い、というよりは
慣れない環境や、慣れないスタイリストに対して不安を感じているのかもしれません。パニックになってしまったり、大きな声を出してしまうケースも少なくありません。
ご家族の方も、お店や周りのお客様に気を使ってしまい、散髪に連れて行くのをためらってしまうことはないでしょうか?
「子供が寝ている間にお母さんがカットしている」という話もよく聞きます。
僕は10年以上前にホームヘルパーの資格をとり、児童デイサービスなどの施設で発達障害や自閉症の子供たちを散髪してきましたが、すべての子供たちに共通する散髪のコツはありません。
圧倒的なケースバイケースです。
しかし、わかったこともあります。
それは、「長い目で見ること」と「家族とのチームワーク」です。
じっとできない子供達で僕らがもっとも散髪に苦労するのは幼稚園くらい~中学生くらいまでです。
もっと小さなときは、とにかく泣きますがパパかママが抱っこしてくれれば何とかカットできます。
個人差がとても大きいのですが、中学生くらいになってくるとじっとしてはくれなくてもスムーズに椅子に座ってくれる子が増えます。
小学生くらいの時が一番元気ですね。抱っこするには力が強くなってきますし、突然逃げ出すことも得意です。
こんな時は気楽にいきましょう。
「今日完成しなくてもいっか」くらいの余裕が大事です。
大切なのは慣れていくことです。トラウマになるほど散髪を嫌いになってもらいたくありませんし、心配しなくてもあきらめずに続けているといつか慣れます。
その子にあった散髪方法を家族と一緒に探していきます。
今までに一度も、僕がカットできなかったことはないです。それは僕が一度もあきらめたことがないからです。
そしてご両親とのチームワークが必要でした。達成した時には感動するときもあるほどに。
カットくらいで何を言ってるんだ。と思う方もいるかもしれませんが、それがどれほど大変なのか、わかる方にはわかってもらえると思います。
うちの子は動きが激しいからとあきらめず、ゆーずに相談してください。
ママがカットするよりは確実にカワイク、カッコよくなります。髪がスッキリすると、晴れやかな気分になりますよ。